“赤裸々” | |||||
昨日は遠藤先生を招いての整体でした。 僕の身体はかなりよくなり、回復期に入っているとのこと。 来年には元の元気な身体に戻る。そして、仕事もうまくまわり出す。と・・・・ 参加された方々も、最初は半信半疑。 でも終わる頃には今まで味わったことのないスッキリ感を味わったようです。 皆さん、「きてよかった。次回もお願いします。」 との事で、紹介した僕も嬉しかったなあ。 次回の整体は、12月13日月曜日です。 今回参加された方々、ご希望の方はお早めにご連絡下さい。 変わりますよ~。 そして、福岡からは、トミーと、自分の店オープン直前の堀坂が整体&食事に来てくれた。 わざわざありがとう。 整体後は畑へ。 初めて生のウコンを見た二人。 カレーにするってさ。 ウコン=ターメリック 畑ではしゃぐデカイおっさん二人。 料理人って、畑に来ると目が輝くんだよねえ。 夕日と僕等と飛行機。 僕等。 店に戻り、今夜の、二人だけのためのディナーの準備。 8時、少しだけオシャレになった(シャツに着替えた)二人が到着。 最近、思うことがある。 それは、レストランでの服装、ドレスコード。 7年前のオープン時は、鹿児島でリストランテが出来たから? 予約時に「ドレスコードは?」とよく聞かれた。 まあ、そんなに堅苦しいこと言わないで、スマートエレガントで。 としていた。 でも、最近、あまりにもカジュアル過ぎる男性とかを見ると、どうしてもテンションが落ちてしまう。 ドレスアップしなくてもいい。 このクソ暑い鹿児島の夏にジャケットを着なくてもいい。 でも、それはちょっと・・・・・ ということが多々ある。 そんな中でジャケット着てくださる方とかいらっしゃると、こちらもスッと、背筋が伸びる。 「あ、今夜の食事のためにオシャレしてきてくれてる。 期待してくれる」 と思うんだ。 せめて、襟付きのシャツかなあ? まあ、「CAINOYA行くからオシャレして行かないと!!」 って思ってもらえる店にならないといけないな。 入ってきて、「しまった」と思わせるくらいにさ。 だって、レストランだからさ。 トミーはGROTTAでのフェアの後にも一度鹿児島まで来てくれている。 今回、僕の料理を食べるのは3回目。 堀坂は、初対面で朝まで戦論している。 そして春の福岡三越でも、独立前の忙しい中手伝ってくれた。 どんなVIPよりも、同世代の料理人の予約、目の前での食事は緊張する。 気合の入り方も違う。 今の僕の全力で勝負。 &堀坂のオープンのお祝い。 オープンにはいけない。だから、特別なワインをプレゼント。 ナポリ、カンパーニャを愛する堀坂へ、 VILLA MATIRDE Vigna CAMARATO 1992 ヴィナリウスがやってた頃のカマラートです。しかもスリムボトル。 多分、現地のレストランでもこのヴィンテージはないし、ましてやこのコンディションでは飲めないはず。 なんせこのビンテージですから。開けるまでドキドキです。 素晴らしいコンディション。 さすがタラさん!! 普段飲むワインと特別な時のワインは違うでしょ? これは特別な時のもの。 みんなで飲む。 このワイン、生きている。これはこの後変化してくる。楽しみだ。 そんな、ワクワクするワイン、最近飲んでなかったし、みんなテンションが上がる。 30分、1時間と、どんどん香りも開いてくる。 状態の悪いワインだと、開けたときにバンっと香りが開いて、おっ、と思うが、そのまま枯れてイク。 酸っぱくなる。 コイツにはそれがなかった。 時間を飲む。と言っても過言ではないな。 あと10年は持つだろう?ってくらいまだ若々しさも残っていた。 なにより、堀坂&トミーが喜んでくれて、開けてよかったって僕等も嬉しくなった。 堀坂も、「現地で何回もこの造り手飲んだけど、こんなに美味かったっけ?」 と驚いていた。この頃と今では作り方も違うだろうしね。 とてもエキサイティングな夜だった。 トミーが、「チポッラを頂いたのは3回目。頂くたびにこの料理の奥深さを感じ、食べ終えてなぜかお皿をじっと眺めていると、来世では玉ねぎになりたいです。」と言ってくれた。 それって、最高の褒め言葉じゃない? 「来世で玉ねぎになれたとすれば、CAINOYAにたどり着きたい。」 彼、料理を食べ終えると、じーっと、何かを考えるように皿を眺めているんです。 そんなこと考えていたんだね。 すごくすごく嬉しかった。 今朝、彼からお礼のメールが来た。原文のまま紹介します。 一皿一皿頂くことに、色んな思いがつのり、コース全て食べ終えて思うことは、 今年感じた、どんな絵画、音楽、映像、舞台、料理など色々な表現の中で今日頂いたコースは 僕の中で今年一番の感動でした。 美味しいと言う一言では終わらない物を感じました。 塩澤さんの料理を頂いていると今までしらなかった食材の持っている力を感じ 自然と食材に対して尊敬という気持ちが湧いてきます。 料理人冥利に尽きるね。 最高だね。 昨夜は、いつものおまかせに一皿追加した。 あいつらデカイし、料理人だし、食べれるだろ?喜んでくれるだろ? 突き出しだして、インカのズッパだして、チポッラだして、ここで鮎。 是非食べて欲しかった。 そして秋刀魚。 堀坂が、「キターっ」と声を上げた。 鮎が来たから秋刀魚は今日は出ないのかなあ?と思っていたんだそう。 大の大人、料理人の彼が声を上げて喜んでくれたのは嬉しかったなあ。 そうやって、お客様の期待に応える皿、食べたいと思わせる皿、 彼の店でも長い年月をかけてそういう皿を作り上げてほしいな。 イタリアのコピーはもういらないよ。 それから、スカンピとポルチーニのラヴィオリだして、お決まり!?のピーチ バスク豚ラグー。 クリスタルサラダ、シャラン鴨。 カウンターで語って、S,A,Oに移動。 相変わらずハイテンションは店長。誕生日だったんだって。 福岡の料理人と、こうやって鹿児島の夜に熱く語り合う。 最高だね。 料理人の人がわざわざ鹿児島まで来てくれるなら、 ディナーして、語って、焼酎ならS,A,Oへ。ビールならムーンシャイン。 で、次の日の午前中に畑。 だね。 iPhoneから送信
by cainoya
| 2010-08-30 22:27
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