“赤裸々” | |||||
実は、12月に入っていきなり精神的な風邪をひきかけてました。その日、ポツンと予約がなくて、忙しかった、11月からの緊張感が一瞬切れたのか?まだあまり埋まっていない予約帳をめくっていくうちにどうしようもない不安と恐怖に押し潰されそうになり、息ができない位胸が締め付けられ、ダメなんじゃないか?やっていけないんじゃないか?って、どうしようもない不安に支配されました。その日は早目に休みました。営業中は料理に集中してるからそんなに気にはならない。でもそれ以外の時間は潰されそうで。。。今までにもあるんです。ただ、今は不安のレベルが前とは違うし種類も違う。年が開ければ東京との往復も始まるし、またひとつ、思い描いていたことがカタチになりだす。でも、不安はなくならない。ひとつ、克服してもまた次の壁が現れ、乗り越えようとする。また次の不安や恐怖と戦ったいく。その繰り返し。誰に何かをいわれたから、ではないし、声をかけて貰ってよくなるということでもない。ただただ僕の中での問題。 昨日は父親としての自分に苦しんだ。娘の進路。始めて彼女の前で離婚という言葉を口にした瞬間泣き出した。ものすごく寂しくて精神的に不安定。顎が出ているというコンプレックスも大きいようだ。始めて、娘にちゃんと娘に対する思い、これから僕がやっていくこと、夢を語った。半日寝た。そしたら、自分の中で一つクリアできたのか?料理のアイデアが次から次へと溢れてくる。どうカタチにするか?コースにまとめるか?刺激的な退屈をすごしている。パウダー状のヴィネグレット、土、白子、アン肝、トリュフ。。。 夢のない夢見るほど暇じゃないから 革命前夜みたいな夢 話して 退屈な刺激はいらない 目一杯の 刺激的な退屈をちょうだい 生き急いだら生き急いだ分の シアワセ先取り出来るんだから 布袋さんプロデュース、栗山千明の可能性ガールの歌詞。 すごく、今の僕の胸に突き刺さる曲。どうしてもキルビルのゴーゴーのイメージが頭から離れないなあ。 一転、ムチャクチャ元気に。今あるアイデアを智子と元山に伝えないと。一人では抱えきれない。楽しくてしょうがない。 本能的勘で”料理”。踊れ可能性”ボーイ”。(38のオッサンですが) 飛び乗った運命がどこに着くのかは知らないけど、輝くために燃やした消えない情熱ひとひら 作詞のいしわたり淳治さんの言葉、すごいなあ。もちろん布袋さんのビートとメロディも素晴らしい。久々に音楽に救われたかな? う〜ん、やっぱりいつか、コース一本にまとめたい。勝負したい。その日のそこただけに集中したい。まあ、口にするってことはそうするために環境整えていくわけですよ。自分の店ですから。
by cainoya
| 2010-12-07 12:56
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