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“赤裸々” 

愛撫

愛撫。



ブログは、情報発信だけではありません。

料理やレストランのことだけでもありません。

男女に相性があるように、レストランとお客さまにも相性はあります。

誰とでもお付き合いできるようなタイプの男・レストランではありません。

でも、付き合ってから、来てもらってから、

実は。。。。とか、「お客さまに合わせて・・・」とか書いといて

○○は出来ません。 俺ってこんな性格なんで。とか言えません。

だから、僕はこういう人間です。考えです。こういうお店です。

とハッキリと伝えています。

メニューは基本ありません。

その季節、その時の僕の一番だと思う料理だけです。

この環境でベストのパフォーマンスをしたいので入店時間も決めています。

かなりわがままな店です。

ワインも、何百種類も置いたってしょうがない。

その季節の料理に合うものを置いてます。おすすめします。



そうしょっちゅう来てもらえる価格帯の店ではなくなりました。

そうなるようにしてきました。

だからこのブログが必要なんです。

「会いたい。会いに行きたい。」と思うように、

「食べたい。食べに行きたい。」と思ったもらいたい。思わせる。

「イキたい。行きたくてどうしようもない。頭がおかしくなりそうだ。狂いそうだ。」と思うくらいに。

毎日毎日見ているうちに、CAINOYAに行きたくなる。

そのために何かをどこかに行くのを我慢する。食べに行くために。

前の日の夜は「明日はCAINOYAだ。明日何着て行こうか?」と、楽しみに、悩むくらいに、



脳を愛撫する。



そして会えた時に、食べた時に。。。。。。。。

全てを出し切らない。

次は何をしてくれるんだろう、何が出てくるんだろう。

と、ワクワク、ドキドキさせる。

昔はお腹いっぱいになるくらい満足させすぎて逆に、もういいやって思わせてしまった。

若かった。

料理は、レストランは1歩間違えばマスターベーションになる。

ただ自分が気持ちいいことをお客さまに見てもらう。

それではいけない。自分だけ気持ちよくてもしょうがない。

なら家でやれ。

相手も気持ちよくならないと意味がない。

ただ、気持ちいポイント、性感帯(好きな料理・記憶に残る料理)は人によって違う。

テンポも大事だ。

ただ、主導権はこちらにある。合わせる時もある。引っ張られる時もある。

Sの時もあればMの時もある。

コンサートのように、終りが近づくと、メインが出てくるのにどこか、

もうすぐ終わってしまう。もっと楽しみたい。

と思わせたい。

そしてまた会いに行きたい。食べに行きたい。と

Wアンコールの時もあります。




こういう表現、おかしいですか?

by cainoya | 2011-01-07 23:43 | THINK
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