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“赤裸々” 

by the grass

ペアリング、全てのお料理に合わせて全てのワインをグラスで合わせる。。理想的なスタイルですがリスクもあります。出なかった時のロスです。でもロスを恐れてビビっていたらこのスタイルは定着しません。しかしロスはロス。特に日曜日の夜に新たに開けるワインは月曜日火曜日が休みなのでロス。。じゃあどうするか??店の席が埋まれば済む話し。しかしそれは中々難しい。そこで、このワインディスペンサー。前々から気になってました。数年前モンタルチーノ行った時もかなりのエノテカが導入していました。
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とても高価なマシンです。
軽自動車買えます。
購入することを前提にお借りしました。酒屋さんへは数台導入されているそうですが、酒屋とレストランでは使い道が違いますしまだまだ日本で少ない機械なのでcainoyaで色々試してデータを取ることも目的の一つです。そして購入するレストランが増えれば素晴らしいことです。

三段階で何ccずつ注げるかプログラム出来ます。ペアリング用の40ccと普通のグラス売りの70ccをセットしました。リーデル曰く、各グラスの一番口径の広い部分から指一本分下の辺りに注ぐと一番香りを楽しめるそうです。

これ、窒素を送り込んで酸化を防止する仕組みです。だからと言って魔法の機械ではありません。向くワイン向かないワインがあるはずですからそれを探ってみます。
二週間持つ、ワインもあるそうです。おそらくかなり濃厚な赤ワインでしょうね。全部2週間持たせようとは思ってはいません、そりゃそうです。たまに一杯2000円前後のワインも出します。二日で7杯売るのは至難の業です。鹿児島ですからね。。一日一杯、7日間で売り切れたらいいと思ってます。グラスワインの値付けは、ロスも考えてボトルより高く設定します。お花屋さんもそうですよね??もしこの機械でロスがなくなれば、売値も下げられます。まず3年間は機械の購入費を払うためにそのままですが。。

一回目に試すのは、Trentino. HOFSTATTERのPinot Nero 2010. PIEMONTE. RABAJAのBarbera 2008.
Basiricata. ELENA FUCCIのTitro 2004.
Piemonte. PUGNANEのBarolo 2004.

6本入りは白ワインも入れて温度管理出来るそうですが、場所も取るし高価。白ワインのロスはそんなにはないので。。

開けてすぐ飲めるワイン、このピノとかは問題ないです。他の、抜栓して時間が必要なワインをどうするか??グラスに注いでコントロールするのか?ボトルで30分くらいおいてから差し込んだらどうなるのか??など試して行きます。そしてそれを公開していきますので。。。

by cainoya | 2012-11-28 09:27
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