“赤裸々” | |||||
お客様からよく、このお皿は何処のですか??と聞かれます。 カマチ陶舗 × cainoya 有田焼、カマチ陶舗さんに作ってもらってるフルオーダーのオリジナルの皿ですよ。お皿の裏もダブルネームです。 僕のためにかなり細かい注文をします。それも僕の注文はニュアンスですからねえ。写真の皿も最初鴨に合う皿を、と有田に凍らせた鴨持って行って皿に乗せてやりとりして送られてきた皿は『バットマン』と呼んでた皿に、光沢を消して、サイズを落として、と言って届いたのがこれ。いい意味で別物でした。僕らしい皿でしょ?? カマチの皿は料理を乗せて完成されます。 この鉄錆と呼んでる皿は二年がかり。 これはまだプロトタイプ。 何度も失敗したらしく、無理と言われ続け出来てきました。しかしさらに錆び感を要求してます。 さらに面白い皿もお願いしてあります。そろそろ試作が届くのかな? 先日のボキューズドール日本三位入賞の、魚部門の一位だった皿もカマチ。 世界中、日本中の星付き、有名シェフ達がこぞってカマチを指名してます。断るくらいはオファーが来てるそうですが何故か僕にはよくしてくれます。ものすごく。。。 不景気?? かもしれない。 けど、みんなが縮こまる時代だからこそ僕はテーブルに乗る、お客様の手に触れる物にお金をかけてきた。 テーブルを丸に変えた。 グラスを買い足す。 カトラリーを買い足す。 そして料理が乗るお皿をフルオーダー。 たくさんのシェフが有田のカマチに訪問した時に「cainoyaの皿はどれですか?」と聞いてくるらしい。本当に。 これから儲かるために店に投資をしてきた。これからもしてゆく。 唯一無二。 cainoya is NOT THE SAME. そのためにカマチの皿がある。 今度cainoyaを使ってあげて、、 ひと昔前のやりとり。 使うって何だよ?? 僕は選んでもらえるレストランでありたい。
by cainoya
| 2013-02-07 18:29
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