“赤裸々” | |||||
日帰り下関往復。 これを一人で往復運転はさすがに疲れましたね。行きは移転拡張オープンした『日本料理TOBIUME』でお食事を頂いて、帰りは博多に寄ってまた沢山の出会いがあったのですが、時間を見て書きますね。 お見舞いに行ってきました。 この方にお誘い頂いて二度、ふくを食べに下関に来たんです。 約1年ぶりにお会いしました。 本当にお世話になったご家族。 息子さんは春から東京の大学へ。 娘さんはもう中学生。 6年間通って頂きましたからね。 もちろんこれからも交流は続きます。 容態を見て、、驚きました。 でもちゃんと僕らを覚えていてくれて声を掛けてくれます。 「どう??」 「やっと、忙しくなってきましたよ」 声を振り絞って話しかけてくれます。 もう、涙が止まりません。。 息子さんさんの1995年ヴィンテージワインの一本を持参しました。一本は彼がちゃんと自分の稼ぎで食べに来た時に開けてあげます。もう一本はまたご家族でお越し頂いた時に。 そしてこの一本は息子さんが帰ってきた時に一年早いけど、息子さんと同じ歳のワインをここで開けて、ご家族で香りを楽しんでください。可能なら唇にひと塗り。。。。。。 一時間強滞在しました。 思い出話しは、6年間でいろんなことがありましたから。 初めてのご予約の時は早くお越しになられたんだけど全く準備が追いつかず外で待ってもらって奥様怒らせてしまった。 娘さんから今日のは肉の火入れが少し。。。と指摘されたことも。 どーしうもないコンディションの日で申し訳なく謝った日もあったけど、、それでも息子さんの学校の行事で鹿児島に来られた時は必ずご予約くださった。 ある日はご主人がバンドのライブと娘さんの運動会が重なり、ライブ優先するために僕に「塩澤君なら分かるだろ??」と同調を求めてきたので、嫌僕でも運動会行きますよ、間違ってますって‼︎と意見したり。 娘さんが全然食欲ない事をお母さんが心配していて、ウチでバクバク食べて元気になったのを見てお母さんが嬉し泣きをしたり。。 息子の彼は美咲と同じ学年でギターしてるから余計に親近感湧いて。 「また美味いワイン一緒に飲みましょうね」 「元気になってまた、食べに来てくださいね、待ってますよ」 硬い握手を交わしました。 そして決めました。11月の上旬にまた、今度は泊まりでお料理持ってこよう。毎年楽しみにしていた白トリュフを持ってきて食べて頂こう。 再開を誓い、福岡へ向かいました。 博多に着いた頃にメールが届きました。 心を込めて作ったお弁当。 あまり硬いものを食べれない飲み込めないと聞いていたので香りだけでもと。。。。 もし一口だけでも口にしてもらってまた食べる元気が沸いたら、そんな奇跡が起こらないか???そんなことを思いながら病室を後にしました。 人は、食べれなくなるとここまで痩せてしまうのか??と思いました。 久しぶりに家族三人で病室でのお食事。届いたメールにまた涙✨✨奇跡が起きたのか??半分の料理を食べてくれたと娘さんから「ありがとう」と写メ✨✨✨ 行って良かった。 作って行ってよかった。 会いに行ってよかった。 僕も元気と勇気を頂いた✨✨ 来月は泊まって、白トリュフを削ろう✨✨ 嬉し泣きでした。
by cainoya
| 2014-10-07 10:29
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