“赤裸々” | |||||
今回のシンガポール出張を終えて。 シンガポールには農産物、海産物、畜産物、何も自国の物がなく、水さえも輸入に頼らざるを得ない国です。食材自体も日本と比べるとかなり劣る気がします。 しかし、例えばANDRE。 世界中から食材を集めて彼のセンスでまとめあげたレストランには連日世界中からゲストが集まります。 ところが日本はどうでしょう?? 輸入を逆手にとり世界中から集めてメニューを考えるANDRE。 一方cainoyaは出来る限り畑にあるものからメニューを考えていく。当然表現は変わりますが、目指すところは変わりません。 いま、nomaが日本に来ていますよね。でもそこまで有り難がる必要があるのでしょうか??まったく興味がありません。行ってはないけど、コペンハーゲンのあの土地だからこそではないのかと。。。 もういいんじゃかいと。。 日本人が海外のレストランへ行ってシェフと写真を撮る。凄いのはその人です。その人たちを振り向かせる、その人達に食べに来てもらうレストランにならなければいつまで経っても世界の何処かの、誰かのコピーでしかありません。 世界と闘うためには、 普遍的なメッセージ性 それを伝える独自の能力 確固たるオリジナリティー が必要だとある方がいいました。 美味いだけでは世界と闘えないのです。。 今回のシンガポールで確信したことは、日本人のホスピタリティーおもてなしの精神、技術は世界トップレベルだということ。 幸運なことに、シンガポール、ナポリ、ミラノで世界にアピールするチャンスを掴みとりました。 日本人が世界を知ること。 世界を振り向かせること。 大げさなことではないし、 無理ではない。 それが料理の世界であっても。。 もう迷いはありません。 そんなやりとりを、ライバルであるHAJIME氏としてました。 いつか世界の何処かで、日本人として一緒に料理しましょうと。。 先ずはシンガポール‼︎ 世界への第一歩です‼︎ ミラノは、、事がデカ過ぎて、、100名の立食でなにをやるべきか??まだ何にも浮かびません。。疲れ過ぎかもね。。でも、やりますよ‼︎
by cainoya
| 2015-01-11 01:01
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